DREI MäDCHEN

20代女子3人が「背伸びしないサステナブルな暮らし」を提案するブログマガジン

miho doi / domiso
1989年6月東京生まれ。学生時代に50日間で世界一周する。大学卒業後、自然育児誌・ライフスタイル誌の編集者として出版社に4年間勤務。現在はフリーライターの修行中。2016年10月よりドイツ・ベルリンに拠点を移す予定。

- このブログは、3人の「わたし」が運営しています。
【 do 】ecologist / 環境や平和について考える、ちょっと真面目なわたし。
【 mi 】foodie / おいしく安全にをモットーに活動する、週末料理家のわたし。
【 so 】artist / アートやおしゃれが好きな、いちばん自由なわたし。

- タイトルの「Drei Mädchen(ドライ・メートゥヒェン)」とは、ドイツ語で「3人の女の子」の意味。

日曜の過ごし方、間違ってる?

f:id:domiso0621:20161031003314j:plain

 

 ベルリンに来て、きょうでちょうど4週間。長いこと更新をお休みしていましたが、いい加減ブログを再開いたします。FacebookInstagram( @domiso0621 )で近況をご存知の方もいるかと思いますが、曇りや雨ばかりの秋のベルリンで、元気に毎日を過ごしています。先週携帯電話も手に入れ、ようやく生活基盤が整った、という感じです。記念すべきベルリン第1号は、アーティストなわたし《so》の視点で書きたいと思います。  

 

ベルリンは

時間の流れが遅い? 

 

 いま、わたしは語学学校の学生という身分ということもありますが、ベルリンに来てからというもの、時間がとてもゆっくりと流れているように感じます。電車は時刻表がなく(もしかしたらあるのかもしれませんが)、早く来たり遅く来たりするし、語学学校のクラスメイトは3分の1が遅れて登校してくるし、平日の昼間からテラスでビールを飲んでいるおじさんがいるし…。 

 

 日曜はほとんどのお店が営業していないことは、ヨーロッパでは常識ですが、実際住みはじめてみると、やはり結構なカルチャーショックを受けました。東京にいるときは、週末に買いものに出かけることは当たり前のことでしたし、いかんせんスーパーもお休みなので、土曜までに日曜の分の食料を確保しておかねばなりません。

 

新しい日曜の過ごし方

見つけました

 

 とはいえ、忙しく出かける週末が当たり前になっていた東京の暮らしに、かえって疑問を抱くようになりました。寝坊をする、読書をする、音楽を聴く、絵を描く、手紙を書く、料理をする、掃除をする、昼寝をする…。これが、ベルリンに来てからのわたしの日曜の過ごし方です。まるで、自分だけの時間を慈しむような、そんな心地のいい感覚。東京にいたとき、果たしてこんな感覚を味わっていたでしょうか?

 

 わたしの部屋からは、噴水のある広場が見えるのですが、日曜の風景はひときわすてきなものです。おとうさんと散歩するよちよち歩きの子ども、仲良くベンチに座っておしゃべりしている初老の夫婦、自転車を降りて写真を撮る若者、自由に芝生を駆けまわる犬。それぞれが自分の時間を愛しているのが伝わってきて、なんだかうれしくなります。また、こうして広場を眺めることも、わたしの日曜の過ごし方のひとつになっています。

 

 日本がストレスフルな社会であることは、残念ながら認めざるを得ません。リラックスしたり、リセットする方法はひとそれぞれだと思うのですが、週末を家でのんびり過ごすというのは、じつはいちばん身近で手軽な方法なのかもしれません。そうなると、やっぱり家がきれいなほうがよい…そこから、ドイツ人の「きれい好き」につながるのかもしれませんが、その話はまた近々。なんの変哲もない提案ですが、ぜひ次の週末は家で過ごしてみてくださいね!

 

背伸びしないサステナブルな暮らしの提案

04「週末は家でのんびり過ごす」

背伸び度:★☆☆

予算:なし