DREI MäDCHEN

20代女子3人が「背伸びしないサステナブルな暮らし」を提案するブログマガジン

miho doi / domiso
1989年6月東京生まれ。学生時代に50日間で世界一周する。大学卒業後、自然育児誌・ライフスタイル誌の編集者として出版社に4年間勤務。現在はフリーライターの修行中。2016年10月よりドイツ・ベルリンに拠点を移す予定。

- このブログは、3人の「わたし」が運営しています。
【 do 】ecologist / 環境や平和について考える、ちょっと真面目なわたし。
【 mi 】foodie / おいしく安全にをモットーに活動する、週末料理家のわたし。
【 so 】artist / アートやおしゃれが好きな、いちばん自由なわたし。

- タイトルの「Drei Mädchen(ドライ・メートゥヒェン)」とは、ドイツ語で「3人の女の子」の意味。

はじめのごあいさつ

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またひとつ、

やりたいことが見つかりました 

 

 お久しぶりの方もそうでない方も、こんにちは、domisoです。昨年の誕生日に新ブログ「DREI MÄDCHEN」を立ち上げ、ほとんど更新しないまま、1年が経ってしまいました。仕事が忙しかったこともありますが、いちばんの大きな理由は、自分のやりたいことがはっきりしていなかったから… 

 編集の仕事をやめて3ヶ月が経ち、夢のベルリン行きまで4ヶ月を切ったいま、ひとつだけやりたいことがはっきりと見えてきました。それは「背伸びしないサステナブル(持続可能)な暮らし」を、身のまわりのひとに提案すること。ここで言う「背伸びしない」とは、「がんばりすぎない、見栄を張らない」という意味です。

 

身の丈にあった暮らしで

世界を変えられる

 

 前職でつくっていた雑誌は「ザ・オーガニック」「ザ・ナチュラルライフ」という感じで、何も知らずに飛び込んだわたしにとって、毎号が目から鱗。自然に生きることの心地よさ、間違ったことに対して「NO」を言うことの大切さを学びました。同時に、この世界がそれほど安全ではなく、不安定であることを思い知らされた4年間でした。

 自分がラクをしたり、好き勝手に生きることで、誰かがどこかで大変な思いをします。いまこの瞬間も、劣悪な条件で働いているひとがいます。そう遠くない未来の世代が、食糧危機で飢えているかもしれない。これらの状況をつくり出すか出さないかは、一人ひとりの暮らしや一つひとつの選択にかかっていると思います。

 それでは、デモに行こう、食材をすべてオーガニックにしよう…。背伸びをしてまで、そういったことをする必要はないと思います。たとえば、1日だけでも布ナプキンを使ってみる、1週間に1回だけ菜食にしてみる…。わたしが提案したいのは、身の丈に合ったちいさなアクション。自分に合ったもの、できることをやればいいんです。

 さまざまな取材で「ひとりでも多く」とか「1回でもいいから」ということばを耳にしました。一人ひとりの力はちいさくても、大勢のひとが実践すれば、大きな力になります。ハードルは高くないけれど、自分の暮らしが気持ちいいものになり、やがて世界を変える。そんな暮らしの知恵やものごとの見方を、わたしなりに紹介していきたいと思っています。

 

わたしを導いてくれた

マザー・テレサのことば

 

 子どもの頃から外国への興味が強かったわたしですが、一時期は発展途上国と呼ばれる国で仕事をしたいと思っていました。でも、あるときそれはわたしの目指すべき道ではないと気づきました。マザー・テレサが世界平和のために提案した「家に帰って家族を大切にしてください」ということばが、わたしのなかでずっと響いていたからだと思います。

 きれいごとに聞こえるかもしれないけれど、わたしは家族、友人、隣人…自分の身近なひとびとを通じてできることをしていきたい。そんなわけで、ブログマガジン「DREI MäDCHEN」をはじめたいと思います。まだまだ試行錯誤しながら、勉強も足りない未熟者ですが、どうかご一緒に「サステナブルな暮らし」はじめましょう!

 

21 June, 2016 / domiso